kiroru11のブログ 自然療法note

フラワーエッセンス、ホメオパシー、医療占星術、東洋医学

帯状疱疹とホメオパシー

帯状疱疹の原因物質はVZV(水痘帯状疱疹ウイルス)=水疱瘡の原因のウイルスと同じです。 

 

初めて感染した時は、水疱瘡として発症し、治った後もウイルスは体内に残り、普段は免疫によって抑えられていますが、加齢、疲れ、ストレスなどで免疫が弱ってしまうとウイルスが活性化して帯状疱疹を発症します。陰陽五行でいうと腎の気が不足してると考えられます。

 

 

このウイルスは日本人の成人の90%以上の体内に潜んでいます。50歳代から発症率が高くなります。
帯状疱疹のリスクは年齢とともに増加します。
また、免疫システムが弱い人は発症しやすいです。
癌、薬摂取歴が長い、ステロイド免疫抑制剤の長期使用、自己免疫疾患(関節リウマチ、炎症性腸疾患)など。

 

帯状疱疹の主な症状は、体の左右どちらかに生じる痛みや痒みを伴う発疹です。
紅斑として始まり、この発疹が小さな水疱となり、数を増し、ただれ、最終的にはかさぶたとなって皮膚症状は治癒し、痛みも治ります。
皮膚症状は3週間ほどで治りますが、色素沈着や傷跡が残る場合があります。

 

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Rhus Tox(ツタウルシ)
右側の帯状疱疹
激しい痒みを伴う。帯状疱疹の後の灼熱感と神経痛。
チクチク。お湯につけたり暖めると和らぐ。

 

 

Rananculus Bubosus(セイヨウキンポウゲ)
青みがかった小水泡と激しい痒み。(多くは胸部)
接触で悪化、ちょっと動いても悪化する熱感のあるもの。

 

 

Mezereum(セイヨウオニシバリ)
小さくて非常に痒い水疱。
すぐに乾燥し、分厚い痂皮を形成。
下に膿を伴う。水疱が治っても続く痛み。暖かさによって悪化。
昆虫の這うような感覚。痒みがある場所では皮膚は冷たくなる。

 

 

Dolichos(トビカズラ)
脇の下の帯状疱疹。胸骨から背骨に広がる
夜に過度に痒い。
帯状疱疹後の神経痛

 

 

Dulcamara(ヒヨドリジョウゴ
雨天、寒くて湿気のある環境から発生した帯状疱疹
夜間、秋、休息で悪化し、
動き回る、暖かい場所で良くなる。女性の場合、月経前に悪化
湿った分厚い痂皮

 

 

Apis(ミツバチ)
熱感のある大きな水疱
刺すような、灼熱感のある腫れ。
温めると悪化し、冷やすと緩和する。

 

 

Croton tiglinum(クロトン油)
クロトンという植物から。別名巴豆ハズ
黄色い油で薬効があります。
トウダイグサ科クロトンノキ属

顔の帯状疱疹 膿疱、膿疱から落ちる茶色いかさぶた
かくとヒリヒリ痛むが優しくさすると緩和する
顔に虫が這っているような
飲食で悪化。


小さいレメディも紹介してみました。
そのほかArsやNat-mなども合えば使えるかもしれません。

 

ヘルペス性神経痛とは
帯状疱疹の影響を受けた領域に痛みが残る状態。
ヘルペス病変が治った後も痛みは数ヶ月、数年存在し続けます。
90日以上痛みが続く場合、
ヘルペス後神経痛と呼ばれます。

 

次回はヘルペス後神経痛のレメディを紹介します。